がんを違う見方で生きていく(1)2005年09月13日 08:39

がんを違う見方で生きていく(1)

 昨日(9/12/05)、テレビ東京で「感動、今だから話せる・・・逆境ピンチを克服した何だの人生やりなおしSP」をみた。

 がんとなり医者から告げられた余命よりも、長く生きている人たちが紹介された。(一部しかみていないので、みた部分のみであるが)
 同じような逆境であっても、心の持ち方で、予後がかなり変わる。心理的ストレスをどう克服するかで、免疫に影響して、命の長さに影響してくる。精神神経免疫学や、精神腫瘍学で、研究すすめられている。がんとわかって、絶望する人は、そのストレスによって、免疫を弱めて、早く死亡する傾向がある。逆の心の持ち方次第で、免疫を活性化して、長く生きる人がいる。心と病気は密接に関係しあっている。
  • 絵門ゆう子さん(元NHKアナウンサー)
    乳がんを告知されてから、1年2か月、西洋医学を拒否し、民間療法を行ったが、どれも効果がなかった。しかし、激痛が来て、苦しく、やむをえず入院した。西洋医学の治療を受ける決意をした。がんは、その間に進行して、全身に転移していた。
     担当医の「がまんしちゃったんだね」と言われた言葉で、一人でつっぱっていた自分をわかってくれていると思った。肺にも転移していて、水を出す、首には放射線治療、全身の転移がんには、ホルモン療法をしてもらった。「がんとの共存」という治療方針であった。軽くなって、退院できた。今、執筆活動や、「絵門ゆう子カウンセリングルーム」というがん患者と家族のためのつどいの場を運営する。