ニート対策国民会議が初会合2005年05月27日 07:33

ニート(Not in Education, Employment, or Training )は、学校に行かず、職に就いていない「ニート(若年無業者)」若者とされる。
4月26日、ニート対策国民会議が初会合を開いた。
  • 「若者向けの仕事は多いのにーーー」
  • 「職業体験を通して仕事の目標がもてれば、--」
  • 「自分に役立つ技能を取り入れてーー」
  • 「若者にもプライドがある---」
  • 「教育との連携ーーー」
 これに関連して、こういう言葉が、みられる。
 一つ忘れては、ニートの減少に限界があるだろうと懸念することがある。
ニートになっている背景の中に、次のケースも多いようだ。
  • 対人恐怖、うつ病、などの心の病気が薬物療法でも治らず職につけない
  • 対人コミュニケーション能力の欠如によって職につけない。ながつづきしない。
 この2つの問題解決には、その解決支援をしてくれる機関、カウンセラーが少ないようで、解決に長期間かかるという困難さがある。あまり高額では、カウンセリング料金の負担に耐えられない。私の住む近所、あるいは、東京まで行くとしても、どこに行けばあまり高額の負担をせずに治るまで支援してくれるのか、その情報を得るのに途方にくれる。
 「意欲がない」「自分を活かす仕事がない」「職業能力の不足」ではなくて、こういう問題が背景になっているニートもあるので、これも忘れないで対策を考えてもらいたい。