「退学するな」大学が支援2005年10月17日 09:36

 10月6日の朝日新聞に

「退学するな」大学が支援

という記事がありました。
 国立大学生の退学、休学、留年が増え続けている。国立大学の退学率は、1.6%で、私立大学は3.3%。ニート増加を前に、大学では、手取り足取りの、学生支援対策をとり始めた。
 紹介されているのは、授業内容が難しくてついていけない人に、宿題支援、特別の講座、試験対策などを助言することが詳細だ。
 わずかに「対人関係」の相談の1語がある。
 関東学院大学の松井工学部長がこう話す。「中退問題は大学にも責任がある。中退者がその後ニートなどになれば社会問題にもつながる。教職員側も「自ら学ぶはず」という従来の大学生像を変えなくてはならない」

 小中高生に、うつ状態、片頭痛がかなり多いことが判明しているが、大学生にも、こういう心の病気、心身症のほか、対人恐怖症がありそうだ。こういう病気を治す(薬物療法で治らない場合)ことも支援しないと、退学、休学、ニートの増加に歯止めがかからないだろう。

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